つばめ急便様のイメージをそのまま可愛い女の子に落とし込みました。
そして、たとえ遠くからでも、一目見ただけでつばめ急便様と分かるよう、
幾度と無くデザインと配色を繰り返し、
強烈なつばめ急便様のイメージと可愛さを両立したこのデザインとなりました。
青い目と赤・黄の前掛けは、
つばめ急便様のロゴマークからイメージを拝借させて頂いております。
お名前は 掛橋つばめ ちゃんです。
つばめ急便の看板娘で元気ないい子です。
重たい荷物を軽々運ぶ皆に憧れています。
物を運ぶなら飛脚!とイメージしたみたいで、
草履とちょっぴり和風なお洋服に会社の前掛けを着けています。
ただ、ちょっとお洋服は大きかったみたい......
でも、やっぱりか弱い女の子なので、
得意なのは物を運ぶ事よりとびきり美味しいお茶を淹れること。
年齢は、ツバメのヒナくらい。
~ものがたり~
毎日、大切な商品とともに笑顔を届けるつばめ急便の掛橋さん。
ある日、掛橋さんが公園でお昼休みをとっていると、
つばめのヒナが一匹ぽつんと、ひとりぼっち。
近くに巣があるのかな?
しかし、周りを見てもこの子のお家は見当たりません。
どうしよう、と悩みながらヒナのお家を探します。
しばらくすると、つばめのヒナがずっと後ろに付いて来ている事に気が付きました。
「もし、帰るお家がわからないなら、こっちへおいで。
外は危ないから、安全なところに行こう。
お家は見つかるまで私が一緒に探してあげる。」
つばめのヒナには伝わらないかな、と半分諦めながらも問いかけてみると、
ヒナは身体を大きく動かし、羽ばたきながら何かを伝えようとしています。
「じゃあ、おいで。
会社なら、みんなが守ってくれるから。」
掛橋さんが手を差し伸べると、
ヒナは一生懸命手の上に登りました。
掛橋さんはヒナと共に会社へ戻り、
会社の皆に事情を話し、ヒナを託して残りの大切な荷物を届けました。
その後、掛橋さんは毎日毎日、ヒナとともにお家を探しました。
しかし、ヒナが大きくなったのが分かるくらいの時間が経っても、一向に見つかりません。
でも、掛橋さんは諦めませんでした。
「絶対に見つけてあげるからね。」
ふと、掛橋さんはヒナにそう言うと、不思議な事に
「ありがとう、でも、もう大丈夫。本当にありがとう。」
という言葉が、はっきりと聞こえた気がしました。
翌朝、誰よりも早く、一番に出社した掛橋さん。
いつもヒナがいるダンボールのあたりに、小さな人影が有ることに気付きます。
掛橋さんはびっくりして、駆け寄ってみると一人の小さな女の子が居るではありませんか。
「も、もしかして...... ヒナちゃん?」
「はい、掛橋さんが助けてくれて、皆が毎日お家を探してくれて、
とっても、とっても申し訳なくなって、いつか皆に恩返しをしたいと思っていました。
でも、つばめのままじゃ何も出来なくて......」
「でも...... 私は諦めませんでした。
なぜなら、掛橋さんは諦めずに私のお家を探してくれましたから!」
つばめちゃんが人型になったのは、ちょっぴり気まぐれな神様のイタズラかもしれません。
でも、こうしてツバメのヒナは、つばめ急便の看板娘として、
また、掛橋つばめとして恩返しをする事ができるようになりました。
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掛橋ツバメと言う名前は、
つばめ急便様と皆様を繋ぐ掛橋となるように、と思いを込めています。
また、つばめちゃんが掛橋さんの名前を名乗っているのは、
つばめちゃんが掛橋さんの事を大好きだからです(掛橋さん公認)
もし宜しければ、この子とともに皆様へ笑顔を届けてください!