クライアント様のご要望は様々で、官公庁のセミナーなどのチラシとスーパーの安売り感謝祭のチラシでは同じチラシでも全く出来上がる物も違います。
今のご時世、「私はこのテイストだけしかできません」ではなかなか厳しいですが、とは言え一人の若手のデザイナーがあらゆる要望、テイストに応えるのも正直難しいです。
ただ、モトヤ派遣事業部様のホームページに「さまざまなスキル、経験を積んできたスタッフが数多く登録していますので、ご要望に素早くお応えできます。 」とあり、豊かな登録デザイナーを適材適所に派遣することによって、その問題は解決されます。
ですので、このキャラクターはモトヤ派遣事業部様から派遣される一人の若手デザイナーというよりモトヤ派遣事業部様全体のイメージキャラクターです。
このキャラクターの設定の紹介は2枚目に記載しておりますが、以下補足説明させて頂きます。
【主なポイント】
1、「ネコミミフォン」と言う変なネコミミのヘッドフォンを装着していますが、これはクライアント様のご要望を良く聞く、良く理解するというイメージです。
...そして、萌えです!
また、左手には常にクライアント様の資料(封筒に入った紙とCD)を持っていますが、こちらもお客様の要望を大切にするデザイナーというイメージ付けです。
2、「白い服をも染め上げる強烈な感性」と言うのは、彼女の服やソックスがディスプレイ(衣服のカラーは少しMac調です)のようになってデザインが浮かび上がってしまう程のあふれる感性を持っているというマンガのような極端な表現です。
キャラクターなので、そのくらい極端に表現した方が印象に残るかと思い考えましたが、モトヤ派遣事業部様に登録しているデザイナー全ての感性がもしも1人に集まったら、実際に物凄い感性になると思うので、モトヤ派遣事業部様のキャラクターとしては決して極端すぎることもなかったかなと思います。
また、服やソックスの白い部分はディスプレイのような設定なので、白部分の柄や文字を変更するだけで状況によってフレキシブルにお使い頂けると思います。(簡単に書きかえられます)
ちなみに1枚目の服にある日付は今回のプロジェクト締切日です。
3、ご要望内容の中に、「デジタル機器を使いこなす」とございましたので、彼女のパーツ、アクセサリー類に、業務を効率良く進めるための「ショートカットキー」や、デザイナーのPC操作における日常的なアイテム「マウス」や「USBケーブル」、「ハードディスク」などを取り入れ、「仕事ができるデザイナーがおります感」を演出しています。
そして「デジタル機器を使いこなす」というイメージの上を行く、「彼女自身がもはやデジタル機器」なイメージです。
4、キャラクターの名前は「アイ」ちゃん(仮称)としてみました。
デザイナーと言ってもDTPデザイナーだけではないとは思いますが、印刷器材を扱うモトヤ様ではDTPデザイナーがメインとなると想定し、必須で使いこなせないといけないであろうソフト、イラストレーターの拡張子「.ai」から名付けてみました。
5、彼女のカラーリングについてですが、髪や肌の色を除いてCMYKで着色しています。
その4色でどんな色でも実現できるCMYKで「どんなカラー(イメージ)でも対応できる」と言う意味合いと、CMYKのポップで目を引くカラーでイメージキャラとしての役割を彼女自身が果たそうとしています。
最後に、このキャラクターを通して、仕事のできるデザイナーが多数いる良い印象を持ってもらえればと願い制作させて頂きました。